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「卒業進級制作展2024」のご紹介!


令和6年2月23日(金)、24日(土)に行われました「卒業進級制作展2024」の優秀作品や動画などを御覧ください。

最優秀賞

アートクラフト部門

考え中・・・

石井 海音


クロッキー帳に、自由に思い切り描くような勢いのある線が、非常に魅力的な作品です。作者が「かわいい」と表する、怒っているようにも泣いているようにも見える少女や、異常に長い毛糸で施された髪などは、見ている側の心に引っかかる何かを残します。実際に展示を始めてからも、その時の思いで流動的に変えていく手法は、今までの作品とは大きく異なり、作者にとっては大きなチャレンジだったと思います。作者の、作りたいという欲望と熱を感じる、非常に興味深い作品となりました。
【アートクラフトコース担当: 寺崎 紀子 】

 

グラフィックデザイン部門

お香専門店の販促計画 KOUREBI
12ヶ月分のカレンダー りゅうもんとこりゅう

長谷川 果歩


規定課題のプロモーションデザインと自由課題作品を合わせた総合的評価によって最優秀作品に選定されました。規定課題の「お香専門店の販促計画」は、CIとしての完成度が高く、企業を広告するイメージムービー、Web、ポスターをはじめとするキービジュアル、どの要素もバランスよく仕上っています。そして、それらは機能的であると同時に、造形としての美しさを感じさせます。自由課題作品の「12ヶ月分のカレンダー」は、2DのCGイラストと3DCGでのレンダリング画像でユニークなキャラクターの世界を描き出しています。学んできた技術を余すところなく発揮した集大成的な作品と言えるでしょう。
【グラフィックデザインコース担当: 朝日 泰博 】

 

コミックイラスト部門

ミラクルポットタウンへようこそ『廃遊園地×童話×変身ヒロイン』

田中 美巴琉


いわゆるコマ送りでのアニメーションであり、回転のシーンの多用による作画枚数の膨大さは特筆すべきであり、100枚を超える作画枚数だけでも感嘆させられる。それぞれのキャラクターも魅力的であり、カラーリングなどにも知識や経験が見て取れる。メインの動画作成にあたり、一枚一枚の作画の負担をいかにして減らし、なおかつ魅力的なキャラクターを表現できるかのバランスに巧妙な創意工夫がされており、アニメーション制作への理解力が素晴らしい。
【コミックイラストコース担当: 田島 亮 】

 

3DCG部門

Game Animation Reel 2024

住谷 駿


3Dアニメーション制作の高度な技術と知識、制作への姿勢が感じられる素晴らしい作品としてまとめられています。人間やクリーチャーの骨格や筋肉、関節がどのように相互作用するか力学的関係を理解した上で、「アニメーションの12原則」と呼ばれる物理法則を再現している点、重さの表現や動きの緩急、重心への意識、指の細かい形状まで、演技に対する注意深さは特筆すべきです。さらにレイアウトやカメラワークを通じて、演出として何を伝えたいかを意識しており、丁寧で緻密な表現がなされています。特に後半のドラゴン同士の激しい戦いは、美しさと迫力を兼ね備え、壮大なBGMと相まって完成度の高いアニメーションとなっています。
【3DCGデサイナーコース担当: 桑原 章人 】

 

ゲーム部門

Avoid! Dodge! Avoid!

中島 巧真


このゲームは何もしなければ、操作キャラクターが下方向へ落ちていってしまうため、ボタンを押すことでキャラクターを上昇させながら進んでいくゲームです。ゲーム性自体は古くからあるものですが、独自性の高い工夫によって新鮮なプレイ体験を実現しています。さらに事前作業となる案出しと、その案を形にするための全作業洗い出し。そして作業分解した上でスケジュールに反映したものを十分に意識しながら本制作に当たっていた姿も印象的でした。上記の「独自性」「綿密な下準備」そして「遊び手の立場に立った調整」によって優秀な作品に仕上がっています。
【ゲームプログラマーコース担当: 矢沢 大輔 】

 

システム開発部門

マルチプラットフォーム型・ビジネスチャットツール

村上 理武


今年度は、ビジネスチャットツール作品が最優秀賞を受賞した。実社会で利用されているビジネスチャットツールの様々な機能を実装することに成功している。主な機能は、「チャット機能」「アカウント管理」「チャンネル管理」「タスク管理」であり、企画・設計時には実際の製品を参考にし、より完成度を高めていた。実用性を考えるならば、もう少し機能の追加も欲しくなるが、限られた時間内での制作であったことを考えると十分な完成度である。また、2年間の授業の中で学んだ複数のプログラミング言語やネットワーク技術、データベース技術等を高次元で組み合わせた作品であり、授業では取り扱っていない技術を独自で調べ、更なる高みを目指した作品でもあり好感がもてる。様々な困難にも積極的に立ち向かい、試行錯誤を繰り返して作り上げた姿勢も高く評価できる。これは本校卒業後、社会に出てからも必ず役に立つ貴重な経験になったはずである。今後の活躍に期待したい。
【情報システムコース担当: 松永 友和 】

 

Youtube フルバージョン
https://www.youtube.com/watch?v=DjRGcC4RZ5A

 

Instagram ショートバージョン
https://www.instagram.com/p/C4aIjOiLW4T/

 

ご覧いただき誠にありがとうございます。

 

21
March
2024

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